きゅうこんぴらおおしばい旧金毘羅大芝居
区分 | 建造物 | 時代 | 江戸末期 |
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指定内容・指定日 | 重要文化財・西暦1970.06.17 | ||
所有者 | 琴平町 | 所在地 | 香川県仲多度郡琴平町乙1241 |
旧金毘羅大芝居は天保6年(1835)に建てられた芝居小屋です。明治以降何度かの改修や、昭和47年の解体・移築工事が行われましたが、その設備や規模は築造当初の姿を保っています。室内は1階・2階に客席が設けられており、約740人を収容することができます。1階席の東西左右に花道が設けられており、観客は役者を間近で見ることができます。舞台の中央には奈落(ならく)から人力で回す「廻り舞台」が備え付けられており、演目の中で舞台転換をスムーズに行い、場面の切り替わりを視覚的に訴える機能を果たしています。舞台の裏には大部屋1、小部屋8の楽屋があります。
現在でも、毎年4月には人気役者による歌舞伎公演が行われており、多くの人で賑わっています。町のかつての繁栄ぶりや賑わいを今に伝える貴重な建物です。