四国遍路

ぜんつうじ第七十五番札所  善通寺

  • 写真01:南大門

    南大門

  • 写真02:金堂(本堂)

    金堂(本堂)

  • 写真03:五重塔

    五重塔

  • 写真04:鐘楼

    鐘楼

  • 写真05:善通寺境内の大グス

    善通寺境内の大グス

  • 写真06:中門

    中門

  • 写真07:仁王門

    仁王門

  • 写真08:御影堂前廻廊

    御影堂前廻廊

  • 写真09:御影の池

    御影の池

  • 写真10:御影堂(大師堂)

    御影堂(大師堂)

  • 写真01:南大門
  • 写真02:金堂(本堂)
  • 写真03:五重塔
  • 写真04:鐘楼
  • 写真05:善通寺境内の大グス
  • 写真06:中門
  • 写真07:仁王門
  • 写真08:御影堂前廻廊
  • 写真09:御影の池
  • 写真10:御影堂(大師堂)
区分 四国遍路 時代
指定内容・指定日
所有者 善通寺 所在地 香川県善通寺市善通寺町3-3-1

四国八十八ヶ所霊場第七十五番札所善通寺は、弘法大師空海が生まれた寺と言われ、和歌山県の高野山にある金剛峯寺(こんごうぶじ)、京都府にある東寺と並ぶ由緒あるお寺です。
背後には香色山、筆山、我拝師山、中山、火上山(こうしきさん、ふでのやま、がはいしざん、なかやま、ひあげやま)の五つの山が連続して並び、屏風を建てたような形であることから、「屏風ヶ浦五岳山」(びょうぶがうらごがくざん)と呼ばれています。
寺の始まりや歴史を書いた文書によると、空海は宝亀5年(774年)に現在の御影堂(みえどう)の奥の建物で生まれたと伝えられています。寺は大同2年(807年)に唐から帰ってきて、建物を建て、「善通寺」と名づけたと言われています。
江戸時代までは、善通寺と誕生院のそれぞれに住職をおく別々の寺でしたが、明治時代に善通寺として一つの寺となりました。
境内は東院と西院に分かれており、東院には金堂や五重塔、鐘楼などが建ち、弘法大師御手植えと言われている樹高約20mの巨大なクスノキがあります。
西院は「誕生院」とも呼ばれ、御影堂の周囲には大師ゆかりの「産湯の井戸」や「御影(みかげ)の池」などがあります。